
大会での優勝やプロジェクトの達成、会社の周年記念などのお祝いに「ビールかけをやってみたい」と思っても、いざ会場を探してみると、利用を断られるケースが少なくありません。ビールかけは床や設備が濡れるため、水濡れを想定した会場でなければ開催が難しいからです。
この記事では、ビールかけができる会場のタイプや選び方、必要条件、安全に楽しむための注意点を解説します。
実施できる場所やキャンセル規定などの条件は、専用プランの詳細を見ると確認できます。
ビールかけができる会場のタイプ

ビールかけを受け入れている会場は、大きく3つのタイプに分かれます。まずは参加人数や開催目的に合わせて、どの会場が向いているかを考えてみましょう。
1. 貸切にできる飲食店・居酒屋
貸切に対応した飲食店や居酒屋のなかには、ビールかけ専用のプランを用意しているところがあります。食事とセットになったプランなら、少人数の打ち上げや懇親会にもおすすめです。
2. 水回りが整ったサウナ・ホテルなどの施設
シャワーや更衣室を備えた施設なら、ビールかけ後の洗い流しや着替えができます。とはいえ、専用プランを常時受け付けている施設はそれほど多くありません。希望日に利用できるとは限らないため、候補が決まったら早めに問い合わせてみましょう。
3. 屋外テラスのある貸切イベントスペース
開放感のある屋外テラス付きの貸切スペースは、ビールかけと食事を同じ場所で楽しみたい企画にぴったりです。ビールかけ後にそのまま懇親会へ移れる点も魅力で、会社のイベントや大人数での利用にも向いています。
ただし、屋外での開催は天候の影響を避けられません。予約前に必ず雨天時の対応やキャンセル規定を確認してください。
ビールかけができる場所に必要な条件

会場のタイプが決まったら、次は開催に必要な環境が整っているかをチェックしましょう。
水濡れと飲食に対応できる
大前提として、水濡れが禁止されている会場や飲食に対応していない会場では開催できません。
問い合わせの際は「貸切で利用したい」だけではなく、「ビールかけを実施したい」と具体的に伝えてください。会場によっては、実施できる場所を屋外エリアに限定している場合もあります。
洗い流しと排水ができる
ビールをかけ合うと、床や衣服だけでなく周囲の設備も濡れます。そのため、終了後に洗い流せる設備や排水環境が整っているかは重要なポイントです。
屋内の場合は、原状回復の条件もあわせて把握しましょう。清掃費が別途かかるのか、養生は会場側が用意するのかを聞いておくと、当日のトラブルを防ぎやすくなります。
貸切で周囲に気兼ねなく使える

他の利用者とスペースを共有する会場では、周囲への配慮が欠かせません。貸切会場であれば、周囲を気にすることなく、参加者同士でイベントを楽しめます。また、貸切といっても利用できる範囲は会場によって異なります。あらかじめ利用可能な範囲を確認しておきましょう。
着替えスペースを確保できる
見落とされやすいのが、終了後の着替えです。濡れた服のまま帰るのは難しいため、着替える場所や荷物置き場があるかも大事なチェック項目です。
▼チェック項目
- 着替え用のスペースがあるか
- 濡れた衣類を入れる袋を用意できるか
- タオルなどの備品があるか
また、カーテンや扉で仕切られた着替えスペースを用意するなど、女性参加者への配慮も欠かせません。
貸切スペースでビールかけを開催する流れ

会場が決まったら、次は当日までの準備を進めましょう。
1. 会場の利用ルールを確認する
まず確認したいのが、ビールかけを行う時間や場所です。会場によっては、実施できるタイミングやエリアが決められています。ビールかけは、乾杯の直後に実施するケースが一般的で、途中や後半には対応できない場合があります。
また、雨天時の扱いも重要です。屋外の会場では、雨を理由に中止した場合でも費用が発生することがあります。
2. 人数に合わせて飲み物と持ち物を準備する
必要なビールの量は、参加人数や内容によって変わります。プランでは、30名までの利用に瓶ビール100本が含まれる例もあり、準備する際の目安になります。また、参加者には持ち物の案内をしておくとスムーズです。
▼持ち物例
- 濡れてもよい服装と着替え
- 目を守るゴーグル
- 体を拭くタオル
- 足元用のサンダル
- 濡れた衣服を入れる袋
会場によって用意されている備品は異なります。参加者が持参するものと会場側の備品を事前に整理しておくと、準備漏れを防げるでしょう。
3. 当日の進行と片付けの手順を決め
当日の流れは、乾杯 → ビールかけ → 着替え → 食事が基本です。参加人数が多い場合は着替えに時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
また、片付けの対応範囲の把握も必要です。会場側が清掃まで対応するのか、参加者が後始末を行うのかによって、終了までの流れが変わります。

ここまで準備の流れを見てきましたが、実際にビールかけを開催する場合に、気になるのが費用感ではないでしょうか。専用プランの一例も見てみましょう。
▼貸切スペースで開催した場合の費用イメージ(30名・利用合計3時間の一例)
| 内訳 | 金額例 |
| ビールかけのオプション(30名まで・所要1時間) | 275,000円 |
| 食事のプラン(Light BBQプラン・2時間/1名3,850円×30名) | 115,500円 |
| ドリンクのプラン(飲み放題/1名2,750円×30名) | 82,500円 |
| 合計 | 473,000円(1名あたり約15,800円) |
上記は、東京・港区芝浦の貸切BBQパーティースペース『Lounge CRIB』の公式ページに掲載されているシミュレーション例です(確認日:2026年8月7日/表示は税込)。ビールかけオプションは固定料金で、食事とドリンクのプランに組み合わせて利用します。なお、少人数で利用する場合は、最低保証料金が適用されることがあります。
食事とドリンクの各プラン単価、最低保証料金の条件はプラン一覧を見ると確認できます。
ビールかけを安全に楽しむための注意点

ビールかけを安心して楽しむために、押さえておきたい3つのポイントを見ていきましょう。
足元の滑りと転倒を防ぐ
床が濡れれば、当然すべりやすくなります。厚生労働省の『職場のあんぜんサイト』によると、転倒による労働災害は休業4日以上の死傷災害全体の2割を占めています。また、一般生活のなかでも、転倒・転落による死亡者数は交通事故による死亡者数を上回る状況です。
宴会の場であっても、濡れた床を軽く考えることはできません。実施エリアと通路を分ける、足元が滑りにくい履物を用意する、ガラス製のコップや瓶を持ち込まないなど、細心の注意を払って準備しましょう。
飲酒や参加を無理強いしない
ビールかけは、参加者全員が同じように楽しむ必要はありません。かける側と見学する側を分けることで、それぞれが無理なく参加できます。
また、飲酒についても配慮が必要です。『政府広報オンライン』では、イッキ飲みや飲酒の無理強いが急性アルコール中毒につながり、命にかかわる場合があると注意しています。飲めない人が事前に伝えやすい雰囲気をつくる、食事を取りながら飲むよう案内するなど、参加者が安心して過ごせる環境を整えましょう。
20歳未満の参加者には飲酒させない、車での来場者には飲酒運転を絶対にさせないことも、国税庁や警察庁が繰り返し呼びかけている通りです。
参考:厚生労働省『職場のあんぜんサイト:STOP!転倒災害プロジェクト:深刻な転倒災害』/政府広報オンライン『急性アルコール中毒の怖さを知っていますか?イッキ飲みや無理強いは命にかかわることも!』/国税庁『20歳未満の者の飲酒防止/適正飲酒の推進』/警察庁『飲酒運転根絶』
周囲に迷惑をかけない
屋外でビールかけを行う場合は、歓声や水しぶきが周囲へ届く可能性があります。近隣に住宅や他のテナントがある場所では、時間帯や利用ルールへの配慮が欠かせません。
当日は、会場が指定したエリア内で行い、終了時間や周囲への飛散にも注意しましょう。
まとめ

ビールかけができる場所は、大きく分けて3タイプあります。ビールかけを楽しむには、実施できる場所を探すだけでなく、水濡れへの対応や着替えの環境、当日の進行まで考えて会場を選ぶことが大切です。
また、専用プランのある貸切会場を選べば、準備と片付けの負担を抑えてスムーズに開催できるでしょう。

東京・港区芝浦の貸切BBQパーティースペース『Lounge CRIB』には、テラスでビールかけを実施できる専用プランがあります。使い捨てゴーグルやレンタルバスタオル、簡易サンダルなどの手ぶらセットが用意されており、参加者は着替えを持参するだけで利用できます。
シャワー室はありませんが、洗い流し用のホースやカーテン付きの控室を完備。
着席45名様まで推奨・立食最大80名様まで対応可能です。※安全・快適にご利用いただくため、デッキのご利用は一度に30名様を目安としております。
BBQは可動式の屋根付きテラスで雨天でも楽しめますが、ビールかけは天候の影響を受けるため、予約前に利用条件を把握しておきましょう。
なお、ビールかけはBBQプランとドリンクプランに組み合わせるオプションで、予約時間の最初に実施する決まりがあります。仮予約期間中に手付金30,000円を入金することで本予約が確定します。
日程や人数の相談は問い合わせフォームから。備考欄に「ビールかけプラン希望」とご記載ください。

